主な活動は、
(1)ゴルフ練習場経営フォーラムの開催（セミナー及び情報交換会）
a．経営研究セミナー、b．新製品開発セミナー、c．情報交換会、
(2)Ａ会員とＢ会員の共同開発、研究の援助、促進
(3)開設相談、経営相談、新製品開発相談、その他相談全般への対応（無料）など
他に、「月刊ゴルフレインジ」購読が無料になる特典が付きます。Ａ会員の入会は、既設、新設練習場の積極的経営者、Ｂ会員は、規定を遵守している優良企業に限定させていただきます。
なぜこのような組織が必要なのでしょうか
回答1. もっともっと練習場経営者は交流を図るべきです
練習場は地域限定事業です。競合地域ですとなかなか意見交換も懇親会的になりますが、ここに集まるのはこうした勉強会に興味を持つ積極的な経営者ばかりです。市場範囲は全国です。元気印の経営者の経営思考をこの場で意見交換してください。
回答2. 現場の声を製品開発に反映すべきだと考えました
企業側が提供する製品ばかりでは、本当に使いやすい製品、機器とはいえません。練習場の現場の声をメーカーの責任者に直接伝え、改良点、問題点をぶつけましょう。メーカーもそうした声が貴重だと思います。もし、練習場側の真摯な意見を聞く耳もたぬメーカーがいたら、そんな業者は当研究会からボイコットしましょう。
（
研究会で実った実績例： 阪神大震災の後、「ポール、タワーの強度基準の設定」をすべきという練習場側の提案があり、わが国の鉄鋼大手企業（新日鉄、日本鋼管、川崎製鉄、クボタ）の責任者に臨時会員として参加してもらい、施工会社ともども意見交換し、会として、ポール、タワーの強度設定について、統一見解を発表しました。）
回答3. 無駄な設備投資をなくしたいと思います
実例 某練習場から、「ネットの部分補修をしたいが、練習場を建設した総合施工会社（Ｂ社）は小さな工事のため、職人がいないことを理由に引き受けてくれません」との相談があり、専門会社のＡ社を紹介し、双方から満足の結果をいただきました。
３年後、同じ練習場の支配人から「今度はネットの全面張替えをやる。今回は大きな工事だからＡ社では心配なので、Ｂ社に依頼した」との電話がありました。すると、Ａ社から連絡があり、「また同じ練習場の工事を引き受けた」とのこと。何のことはない。Ｂ社はＡ社を下請けにしたのです。実際の工事はすべてＡ社がやるのです。しかし、工事価格は比べ物になりません。なぜなら、前回はＡ社が直接、かつ研究会の紹介ということで安価にしてくれましたが、今回はＢ社の下請けであり、当然Ｂ社の利益（20％程度）が加わりますから、実質は前回の４割増し（同程度の工事規模に置き換えると）の発注という無駄な結果になりました。
以上のような実例は数多くあります。こうした無駄をなくし、価格と工事内容は、適性かつより安価に（もちろん、手抜きで安価にすることは論外です）、そして練習場と業者は信頼関係に基づき、長いお付き合いをしてほしいと願っています。
回答4. 練習場経営者ももっと勉強すべきです
意見交換の前に、必ず、研究会の主管である山下修一から、業界実情、時節に応じた問題点探求、今後の経営方針、といったテーマで講演があります。たとえば消費税導入時には、どう対応するかなど、他の練習場経営者のデータが示されます。こうした情報に基づいて、自らの対応を決めてはいかがでしょう。
ゴルフ練習場経営研究会は、単なる利益追求の場ではありません。業界全体を、そして個々の練習場経営を真摯に見つめ、勉強し、本音を語り合う場です。積極的なご参加をお待ちしています。
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